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現地レポート

【大会前特集①】 JX-ENEOSウインターカップ2015開幕迫る。~山の神を味方につけろ!~ RSS

2015年12月16日 22時54分

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 日本のバスケットボール界にとって、年末年始の約1か月は、プレイヤーにとっても、観戦を楽しむ者にとっても、熱を帯びずにはいられない。そんな熱狂の冬がいよいよやってくる。2つのビッグイベント――JX-ENEOSウインターカップ2015 平成27年度 第46回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会と、第91回天皇杯・第82回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会が幕を開ける。

今年で46回目を迎える「JX-ENEOSウインターカップ2015」は12月23日開幕!

今年で46回目を迎える「JX-ENEOSウインターカップ2015」は12月23日開幕!

 大会開幕まで1週間を切った「JX-ENEOSウインターカップ2015」は、来週12月23日(水・祝)から7日間、東京体育館にて開催する。都道府県の予選を勝ち抜いた47校と、開催地の1校、そして高校総体の優勝・準優勝の2校を合わせた50校、男女にして総計100校が一堂に会し、2015年最後となる「日本一」の座を懸けて白熱した試合を繰り広げる。

 高校総体、国体とともに、高校バスケットボール界の三大タイトルの一つとなるウインターカップは「最高峰の大会」となっている。その注目度はもちろんのこと、高校最後の王座を争う大会として位置づけられているからだ。1年生はチームの戦力として力を発揮し、2年生は下級生と上級生をつなぐ役割として責任感が増し、そして3年生にとっては高校バスケの集大成となる大会で、負ければ引退となるため、並々ならぬ思いで挑んでくる。

 現時点、高校バスケ最高峰の大会で「日本一」を名乗れるチャンスは、今大会に出場する100校すべてにある。

 今年度の高校バスケを振り返ってみると、高校総体では、男子が宮城・明成、女子が愛知・桜花学園が頂点に輝いた。明成はウインターカップで2連覇中だが、高校総体を制したのは初めてのこと。一方の桜花学園は4年連続21回目の制覇となった。それぞれ決勝戦で対戦したのは、男子が愛知・桜丘、女子が岐阜・岐阜女子。この4チームは、夏の高校総体が終わった時点でウインターカップへの出場権を手にしている。

 続けて、9月に和歌山で行われた国民体育大会では、女子こそ同じ決勝戦のカードで、かつ結果も同じく桜花学園を主体とする愛知県が制した。対する男子は、明成を主体とする宮城県を、茨城・土浦日本大学を主体とする茨城県が94-84で破った。

今年度の日本代表候補に選出された八村 塁選手(明成高校 3年)

今年度の日本代表候補に選出された八村 塁選手(明成高校 3年)

 また、今大会には、日本代表選手も多数出場する。中でも注目は、今年度の男子日本代表候補選手に選出され、「第37回男子ウィリアム・ジョーンズカップ」を経験した、宮城・明成高校3年の⑧八村塁選手だ。さらに、インドネシアで開催された、男子U-16日本代表チームからは6名が、女子U-16日本代表チームからは10名が、東京体育館のコートでライバルとして対戦する。また、昨年行われた、FIBA U-17世界選手権大会を経験したメンバーも多く、この1年でさらにプレイに磨きをかけている。

 高校バスケ頂上決戦と銘打たれた「JX-ENEOSウインターカップ2015」。頂上に辿り着けるのは男女各1校のみ。100校すべてにあるチャンスを、いかにつかみ取り、トーナメントの山を登っていくのか。山道は決して平坦ではないが、山の天気は変わりやすい。気まぐれを起こすかもしれない山の神に、それでも最後まで見守られる高校が頂点で笑う。冬山を制するのはどこか、注目の戦いから目が離せない。

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