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「東日本大震災」被災地復興支援 平成23年度女子日本代表チーム 壮行会報告

2011年7月30日

 7月30日(土)、国立代々木競技場第二体育館にて、「東日本大震災」被災地復興支援 平成23年度女子日本代表チーム 壮行会が開催されました。

 選手紹介とともに登場したハヤブサジャパン 平成23年度女子日本代表チームは、集まったファンの方々から温かい拍手で迎えられ、公開練習がスタート。お揃いのチームウェアを着たバスケキッズたちが真剣に見学する中、約2時間弱の練習が終了。

 財団法人日本バスケットボール協会 深津副会長より「中川ヘッドコーチとともに足掛け3年間強化してきた平成23年度女子日本代表チームは最高のメンバーが集結。何がなんでもロンドンオリンピックに出場してもらえると期待している」と、激励の言葉をいただいて始まった壮行セレモニー。

 中川文一ヘッドコーチは、「順調にチームは出来上がってきています。アトランタオリンピック時、“ハヤブサオフェンス”と命名しましたが、今回“隼(ハヤブサ)ジャパン”と命名され、何か縁を感じています。大きい鳥をやっつけるハヤブサは、大きい相手に立ち向かう日本代表にピッタリの名前です。今年の日本代表は激しく守って速攻を出すことを掲げて強化しています。最高の選手たちの爆発力を生かすために皆様の力が必要です。熱いご声援を今後ともよろしくお願いします」とこう語りました。

 続いて、大神雄子キャプテンは、郷ひろみバージョンの“隼(ハヤブサ)ジャパン”の一発芸とともに、「ファンの皆さんにつけていただいた“隼(ハヤブサ)ジャパン”。その名前に負けない世界一のスピードあるチームになりたいです。コートに立つのは私たち12名ですが、応援してくれる皆さんと被災地で苦労されている皆さんの思いとともに戦い、ロンドンオリンピック出場を目指します」と、熱く決意表明しました。

 来場者を代表して、ミニバスチームから「隼(ハヤブサ)ジャパンの皆さん、ロンドンオリンピック出場を目指して頑張ってください」という激励の言葉を頂戴しました。

 また、来場者の中から選ばれた方から、花束とともに、余白を埋め尽くした応援メッセージが書かれたメッセージフラッグを贈呈され、壮行セレモニーは幕を閉じました。

 壮行セレモニー後には、「ともに明日へ がんばろうニッポン!」のスローガンのもと、東日本大震災 復興支援活動の一環として、日本代表選手が募金箱を持ち、募金をお願いしました。たくさんのご支援・ご協力、そして壮行会にご来場いただいた皆様ありがとうございました。

 ハヤブサジャパン 平成23年度女子日本代表チームは、明日、7月31日より、国際親善試合が行われる長崎県へと出発します。現地で調整を行い、カナダ代表と対戦する国際親善試合へ挑みます。

 なお、国際親善試合の前売チケットは、「チケットバスケット」等にて絶賛発売中です。
 完売(※福岡大会は全席種完売)になっている席種も出ていますので、良い席はお早めにお求めください。

 国際親善試合が終わると、いよいよ8月21日(日)よりロンドンオリンピック予選本番を迎えます。「第24回FIBA ASIA女子バスケットボール選手権 長崎/大村大会 兼 2012年ロンドンオリンピック アジア地区予選」に臨むハヤブサジャパンに、応援をお願いいたします。

■募金活動のご報告

 財団法人日本バスケットボール協会では、東日本大震災復興支援活動として、公開練習ならびに壮行会終了後、日本代表選手が募金箱を持ち、ご来場の皆さまにご協力いただきました。協力を賜りました皆さまに、厚く御礼申し上げます。

 集まりました募金につきましては、下記の通りとなります。
 
 皆様からお寄せいただいた義援金は、本会を通じて、日本赤十字社や被災地バスケットボール協会等へお送りさせていただき、バスケットボールを通じて、被災地への援助や復興支援の資金などとして使われます。

【募金総額】
 101,520円

 被災された方々の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
 JBAでは、引き続き東日本大震災復興支援活動を積極的に行ってまいります。