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平成23年度女子U-19日本代表チーム 第3次強化合宿(ブラジル遠征) 第1戦 vsU-19ブラジル代表

2011年7月16日

 7月21日(木)からチリ・プエルトモンにて開催される「第9回FIBA U-19女子バスケットボール世界選手権大会」に出場する平成23年度女子U-19日本代表チームは、7月11日より第3次強化合宿(ブラジル遠征)を行っている。滞在3日目、U-19ブラジル代表と招待試合第1戦を行なった。

 第1ピリオド、日本のスタートは#6本川、#10渡邉、#12桂、#14内野、#15町田。立ち上がり、日本は相手のファウルからフリースローを得て、得点を重ねていく。一方、ブラジルは#12Danielaの連続6得点やリバウンドシュートで加点し、一進一退。その後、日本は速攻と#15町田のドライブでリードを奪い、残り4分15-12としたところでブラジルはタイムアウトを要求。その後、ブラジルはディフェンスをマンツーマンから1-3-1ゾーンに変え、日本のミスを誘い、速攻で得点していく。しかし日本は#5薬師寺が落ち着いてシュートを沈め、リードを保つ。21-20、日本が1点リードで終了。

 第2ピリオド、ブラジルは第1ピリオドに引き続き、1-3-1のゾーンディフェンスでスタート。開始早々、日本は#13高田が3Pシュートを決め24-20とするが、その後ミスを連発し、ブラジルに点数を与える形になる。残り6分、ブラジルは日本のミスから速攻で得点し、27-30と逆転に成功。日本はたまらずタイムアウトを要求し体制を仕切り直すものの、流れを変えることができず、自分たちのミスから簡単に得点を許してしまう。残り1分、28-38と10点差がついたところで日本はタイムアウトを取ると、#14内野がよく走り速攻、続いて#6本川がフリースローを決め、32-38と一気に6点差まで詰め寄る。しかし残り40秒、ブラジルはタイムアウトで立て直し、速攻で加点する。32-42、ブラジルリードで前半終了。

 第3ピリオド、ブラジルがディフェンスを1-1-3に変えると、日本は開始2分間ノーゴール。だが、ブラジルもシュートを打つものの決まらず、互いに苦しい時間帯となる。残り6分、34-47とブラジルが13点リードで試合が進むが、ここから日本は#13高田が3連続3Pシュートで反撃を開始。しかし追い上げたい日本に対し、相手も手を緩めることなく#12Danielaが得点を挙げ、なかなか10点差が縮まらない。残り1分、日本は#15町田、#14内野の速攻からの得点が連続で決まり、47-53の5点差へ。するとここでブラジルはタイムアウト。その後、日本は#14内野が3Pシュートを沈めるが、ブラジルもすぐさま入れ返し、50-57の7点ビハインドで終了。

 第4ピリオド、ブラジルはディフェンスをマンツーマンに変える。追いつきたい日本は#5薬師寺、#15町田が連続得点を挙げ、54-57と3点差にする。しかしここから思うように点差が縮まらず、残り6分にはブラジル#5Carinaに3Pシュートを許し、57-63となる。残り5分、日本はタイムアウトを要求するが、その後ブラジル#12Danielaのミドルシュート、#5Carinaの3Pシュートで点差は開き、59-68の9点差。反撃の糸口を掴みたい日本は、残り4分にタイムアウトを取るがミスを連発し、逆にブラジルに得点を与える形となる。結局、日本は61-75の14点差で敗れた。

 このチームでの初めての試合は、序盤いい流れを掴むも、相手のゾーンディフェンスを前にミスが目立ち、今後の課題になった。個人では、#14内野が17得点をマークし活躍を見せるほか、#13高田が12点、#6本川と#15町田が8得点を挙げた。

 次回は、7月16日17:00~(※現地時間)より、U-19カナダ代表と対戦する。