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大きな選手と対戦するのは楽しみ!

2011年1月8日

 オーストラリア遠征中の女子U-16日本代表。渡豪前の合宿中、遠征へ向かう心境を選手たちに伺いました。

 この遠征でキャプテンを務める森田選手は二度に渡るアメリカでのバスケットを経験し、馬瓜選手は一昨年前のFIBAアジアU-16選手権、そして昨年は飛び級でFIBAアジアU-18選手権に出場。すでに海外を経験しているこの2選手にお話を伺いましたのでご紹介します。

森田 菜奈枝選手(北九州市立高見中学校)

[Q]日本代表候補に選ばれた感想は?

森田選手:日本代表候補に選んでもらってすごく感謝しています。選ばれたからには責任と義務がありますので、日本代表として恥ずかしくない試合をしていかないと感じています。

[Q]日本代表合宿での練習はいかがですか?

森田選手:林ヘッドコーチの求めているバスケットができないと悔しいので、チーム全員で必死にがんばっています。

[Q]163cmの森田選手は日本でも小さいですが、オーストラリアで大きな選手を相手にすることはどう感じてますか?

森田選手:以前、アメリカでバスケットを経験(※bjリーグカップを優勝し
アメリカ遠征で交流試合を経験)したことがありますが、まずパワーが違います。コーチからも言われている通り、速いバスケットをしないといけません。自分は小さいですが、背の大きな選手と対戦するのは楽しみです。海外はとても良い経験ができるので、オーストラリア遠征もすごく楽しみです。

[Q]オーストラリア遠征へ向けての意気込みを!

森田選手:オーストラリアで良い経験をしてもっともっと良いチームにし、今年行われるFIBAアジアU-16選手権につなげられるように、一試合一試合がんばっていきます。

馬瓜 エブリン選手(東郷町立東郷中学校)

[Q]2回目のU-16日本代表活動となりますが、どのような気持ちで合宿に参加していますか?

馬瓜選手:前回は先輩たちに引っ張っていってもらいましたが、今回のセンター陣は先輩たちと比べるとちょっと劣る部分もありますので、少しでもみんなを助けていけるように、自分の経験を生かしてチームを引っ張っていかないといけないと思っています。

[Q]昨年はFIBAアジアU-18選手権も出場し、日本代表としてすでに2度にわたってアジア各国と対戦していますが、その経験を仲間たちに伝えたりはしていますか?

馬瓜選手:はい、しています。世界の選手は体が強いです。技術もそうですが、それ以上に強さが求められると感じています。練習中のプレイひとつひとつに対し、世界では通用しないと思えば、そこを指摘するように心掛けています。

[Q]馬瓜選手自身はアジア選手権の経験を踏まえ、練習から意識して取り組んでいることはありますか?

馬瓜選手:今回のチームは小さいので、自分も率先して走るようにしています。また、選手同士のコミュニケーションはしっかり取るようにしています。ミーティングも選手たちだけで計画して行っていますし、体作りもみんなでしっかりやっていけるようにしています。

[Q]オーストラリア遠征では何を試したいですか?

馬瓜選手:まだまだパワーは足りないので、まずは日本らしい走るバスケットがどこまで通用するか試したいです。そこが通用すれば、さらに強さをプラスしてチームとして成長できるようにしていきたいです。

[Q]前回のチームと比べて良いと思う点は何でしょうか?

馬瓜選手:身長が低い分、走るチームから選ばれている選手が多く、とにかく走るのでその部分は良いと思います。速い展開のオフェンスはおもしろいと同時に、キツイですけど必死で付いて行ってます。

[Q]オーストラリア遠征へ向けての意気込みを!

馬瓜選手:大きなオーストラリア人相手でも怖がらずに、自分たちのプレイをしっかり出来るようにがんばります。