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オーストラリア遠征 第1戦 vs ACTアカデミー

2011年1月6日

 オーストラリア遠征へと旅立った女子U-16日本代表も無事にキャンベラに到着。日本とは真逆のオーストラリアは日中30度を超える真夏。19時半からの夕食時もまだ空は明るく、環境の違いに選手たちは戸惑っていました。

 しかし一夜明けると、選手たちも早々に順応したのか元気に練習に励んでいます。そして早速、地元のクラブチーム「ATCアカデミー」と対戦し、初戦は圧勝しました。試合結果、戦評は以下の通りです。

U-16日本代表
(1勝0敗)
94 31-7
25-13
15-8
23-8
36 ACTアカデミー

 第1ピリオド、日本は開始早々、速攻から#6永井がゴール下のシュートを決め、林ヘッドコーチの指示通りにオールコートでの激しいディフェンスと走り回るバスケットを展開。#4酒井・#7馬瓜・#11井澗と次々得点を重ねていく。開始5分にはオールメンバーチェンジをしてACTの反撃を許さない展開で31-7と大きくリードし、第1ピリオド終了。

 第2ピリオド、ACTは高さを生かし、日本の弱点でもあるインサイドから攻撃を組み立て始める。ACTは#10(190cm)、#7(184cm)を中心に得点を挙げ点差を詰めるが、中盤以降は粘り強いディフェンスでACTのガード陣からボールを奪い、日本ペースとなり56-20で前半終了。

 第3ピリオド、後半に入り両チームとも疲れが目立ち、ターンオーバーを繰り返す。日本は#4森田を起用すると、ACTのポイントガードに対し、ハーフコートまでボールを運ばせない素晴らしいディフェンスを見せ、日本ペースに持ち込む。その後、#7馬瓜のポストプレイなどで加点し、71-28で第3ピリオド終了。

 第4ピリオド、日本は機動力を生かし、次々と得点を重ねていく。最終的にはベンチメンバー全員が10分以上出場し、94-36でオーストラリア遠征の初戦を勝利で飾った。主な得点は#4森田11点・#7馬瓜16点など。