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平成23年度男子日本代表チーム 第9次強化合宿報告

2011年6月7日

 本年9月に中国・武漢で開催される「第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 兼 2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選」に向けて強化活動を行っている平成23年度バスケットボール男子日本代表チームは、同大会の予選となる「第2回東アジア選手権大会 兼 第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 東アジア地区予選」(6月10日(金)~6月15(水)中国・南京)へ出場するため、大会直前の6月5日(日)、6日(月)にパナソニックアリーナ(大阪府枚方市)にて第9次強化合宿を実施しました。

 一般公開となった今回の合宿では、東アジア選手権大会での対戦相手を視野にいれたスクリメージやシュートドリルを中心としたハードな練習が行われました。また、実戦形式のメニューでは、好プレイが見られる度に多くのファンの方々から温かい拍手がおくられ、選手たちのモチベーションアップにもつながりました。

 日本での最終調整を良い形で終えることができたウィスマンヘッドコーチは、「東アジア選手権大会では、FIBA ASIA選手権大会への出場権を勝ち取ることはもちろん、日本代表の強化のためにも活用したいと思っています。初戦のチャイニーズ・タイペイ、2戦目のモンゴルと戦うグループリーグを勝ち抜けば、9月のFIBA ASIA選手権大会への出場が決まります。準決勝で戦う相手は中国か韓国と予想されますが、決勝トーナメントがチームの向上を図れる良い機会だと思っています。チャレンジする姿勢を持って挑み、チャイニーズ・タイペイとモンゴルに勝利してFIBA ASIA選手権大会の出場権をしっかりと勝ち取ってきます」と、東アジア選手権大会へ向けて決意を熱く語りました。

 また、練習終了後には、たくさんのファンの方々から激励の言葉とお見送りを受けた男子日本代表チーム。「今、日本全体が頑張らないといけない時期ですので、バスケットボール日本代表としてしっかりと戦ってきます」と、広瀬健太選手(パナソニックトライアンズ)は、大会への意気込みをこう語りました。

 今合宿終了の翌日である6月7日(火)、東アジア選手権大会へ出場する男子日本代表チームは、決戦の地である中国・南京へ無事旅立ちました。日本代表チームの初戦は、6月10(金)にチャイニーズ・タイペイと対戦。本年9月開催のFIBA ASIA選手権大会への出場権を賭け、開催地・中国を除く上位3チームを目指します。