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平成23年度女子日本代表チーム 第3次強化合宿(ヨーロッパ遠征) 第5戦 vsギリシャ

2011年6月7日

 5月22日(日)より第3次強化合宿(ヨーロッパ遠征)を行っている、平成23年度バスケットボール女子日本代表チーム。引き続きギリシャ・コス島に滞在し、ギリシャ、イスラエルと3チームで試合を行っている。この日の相手は6月2日に75-81で敗れたギリシャとの再戦。

 日本は#4名木、#5鈴木、#9諏訪、#14三谷、#21久手堅の布陣でスタート。

 立ち上がり、#5鈴木のジャンプシュートや#4名木、#14三谷の3Pシュートが決まり、着実に得点を重ねる。一方、ギリシャは合わせのプレイで確実にスコアを伸ばす。日本は相手のゾーンディフェンスに苦戦し、攻めあぐねる。確率良く決まる外角シュートで何とかしのぐものの、対するギリシャは日本のミスからブレイクを出すなどして流れを掴み、32-36とギリシャリードで前半終了。

 後半に入り、今度は日本のディフェンスが機能し始め、相手のミスを誘う。相手のミスを得点につなげ、日本は逆転に成功。そのままリードを広げたい日本であるが、ギリシャはそれを許さない。前試合で28得点を挙げたギリシャの得点源#9MALTSIが3Pシュートを立て続けに決め、再び逆転。地元観客の声援も後押しとなり、そのままギリシャが逃げ切り勝利。66-73で試合終了した。

 日本は3Pシュート10本と3Pシュートで得点を稼いだが、2Pシュートの確率が上がらず、また相手のエース#9MALTSIを抑えられずにまたしても28得点を許し、イスラエル戦に続く連勝には至らなかった。その中でも#8高田が18得点とひとり気を吐き、存在感を現した。
 結局、日本、ギリシャ、イスラエルの3か国対抗戦は1位ギリシャ、2位日本(1勝2敗)、3位イスラエルという結果に終わった。

 日本は本日(6月6日)、同じくギリシャのアテネに移動。今合宿の最終滞在地となるこのアテネで、U-20ギリシャ代表との2戦を行い、6月12日に帰国する予定。