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山形銀行が日立ハイテク破りベスト8入り! 大会3日目トピックス

2011年1月4日

「第86回天皇杯・第77回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会(以下オールジャパン2011)」は大会3日目を迎え、前回優勝の男子アイシンシーホース(JBL1位)、女子JXサンフラワーズ(WJBL1位)など、エイトシードの一角が登場しました。

 代々木第一体育館の第1試合目は女王JXサンフラワーズに、JX-ENEOSウインターカップ2010初優勝の勢いそのままに、ここまで快進撃を続けてきた札幌山の手高校(高校選手権1位)が挑戦。序盤から体格に勝るJXが#15諏訪のインサイドなどで次々加点し、大きな点差がつきます。札幌山の手高校も臆することなくJXの胸を借り、随所に高校生離れのレベルの高いプレイを見せますが、結局110-73で敗戦。JXが順当にベスト8進出を決めました。

 代々木第二体育館の第1試合目は社会人選手権1位の山形銀行が日立ハイテク クーガーズ(WJBL8位)と対戦。序盤は山形銀行が先行する展開となるも終了間際まで僅差を争う展開となりました。残り5分を切り、日立ハイテク1点リードの場面から山形銀行が再び逆転するとその後の猛追を振り払って山形銀行が逃げ切り、76-70で勝利。2008年(第74回皇后杯)大会で出場チームが32チームに増え、社会人選手権大会1位、2位の出場枠が追加されて以来、社会人選手権大会枠で出場したチームが初めてベスト8に進出しました。

 その他女子の準々決勝2試合はシャンソン化粧品シャンソンVマジック(WJBL5位)、デンソーアイリス(WJBL4位)がそれぞれ順当勝ち。ベスト8進出を決めました。

 男子準々決勝では大学1位の青山学院大学がレラカムイ北海道(JBL8位)が挑戦し、前半を42-45の3点ビハインドで折り返すします。後半も途中まで前線を続けましたが、第4ピリオドではレラカムイ北海道に地力の違いを見せつけられ、88-101で敗戦。ベスト8進出はなりませんでした。

 前回王者アイシンシーホース(JBL1位)、日立サンロッカーズ(JBL5位)、東芝ブレイブサンダース(JBL4位)は余裕の展開で今大会初戦を終え、ベスト8進出を決めました。

 明日の大会4日目は男女の3回戦が行われます。男子では大学2位の慶應義塾大学が三菱電機ダイヤモンドドルフィンズに、女子では大学1位の拓殖大学が日本航空 JALラビッツに挑戦します。ぜひ、明日も生の試合を会場でご覧ください。